受精卵移植で出産の62歳の女性,弟の精子 2001年1月6日(木)毎日新聞

【パリ時事】

フランスで5月中旬、62歳の女性が他人
の受精卵を移植して男児を出産した。

仏紙パリジャンヌは20日、使用した精子
がこの女性の52歳になる実の弟のもの
だったと報じた。

女性は同紙とのインタビューで,弟の
精子を使った理由について、二人とも
独身なので
「自分たちの遺伝形質を残したかった」
と説明している。

受精卵を移植した米ロサンゼルスの医師
は、男性が弟とは思わず,女性の夫と
信じていたと話している。

また、卵子を提供した米国人女性も
このフランス人女性の弟の精子で女児
を出産したという。

62歳の出産は,米国とイタリアでの63歳
の出産に次ぐ高齢記録となっていた。

 

 

 

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