フィリピン残留2世に戸籍作られる 戸籍18

日本人の父を持ちながら、太平洋戦争に伴う
混乱で無国籍になっていたフィリピン残留日系
2世のメラニオ・タクミ(78)さんに対して、
広島高裁が3月25日付で、新たに戸籍を作る
「就籍」を許可したことが4日、わかりました。

一審の広島家裁は却下をしましたが、高裁は
フィリピン政府が後から作成した両親の婚姻
証明書で父の国籍が日本と記されていたこと
などを考慮して、一転認めたものです。

父親の身元は不明ですが、高裁は婚姻証明書
の国籍や、父親が家庭で「トウサン」と呼ばれ
ていたことなどから「日本人だったと認める
のが相当」と判断しました。

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