父親の違う双子(ベトナム)と肌の色の違う双子(アメリカ)

似ていない双子

双子なのに父親が別の人間?、そんなことが
ありえるのという記事を、2016年3月8日の
「CNN.cp.jp」からお伝えします。

 

国営ベトナム通信(VNA)によりますと、ベトナム
北部ホアビン省出身の一家で2歳になる双子の容姿
が似ていないと、親族から指摘された両親が首都
ハノイの遺伝子解析技術センターを訪れてわかった
ものです。

 

2歳になる双子の1人は、髪が多くてウェーブがかか
っていましたが、もう1人の方の髪の毛は薄くて
まっすぐでした。

 

 

 

赤ちゃん取り違え?

病院での赤ちゃんの取り違えが疑われていましたが、
DNA検査の結果はそうではありませんでした。
2人は、同じ母親を持ち、父親だけが違っていたのす。

 

家族はこの事実に驚き、最善の対応を考えている
ということです。

 

遺伝子解析技術センターのルオん会長は、両親との
間で秘密を守る約束を交わしたことを理由に、
詳細への言及は避けています。

 

 

 

ベトナムでは初めて

父親の違う双子が生まれる確率は非常に低いもので、
専門家によりますとベトナムで報告されたのは初の
事例とみられています。

 

アメリカでは、昨年ニュージャージ州の男性が、
双子の養育費を請求された訴訟で、DNA鑑定をした
結果、この男性が双子のうちの一方だけの父親だっ
たことが判明しました。
裁判所は男性に、1人分の養育位のみを支払うよう
に命じています。

 

専門家によれば、女性の卵子の寿命は、12〜48時間
で、男性の精子の寿命は7〜10日間で、本来は1か月
に1つだけの排卵が2個以上あった場合、その前後
1週間ほどの間に複数の男性と性交渉を持つと、父親
の違う双子が生まれることがあるということです。

 

 

肌の色の違う双子
カラ二・ディーンちゃん(左)と
ジャンニ・ディーンちゃん(右)

 

肌の色が違う双子

またこちらは同じ「 CNN.co.jp」の2017年1月25日の
記事ですが、肌の色が違う双子の赤ちゃんの紹介
されています。

 

アメリカのイリノイ州に住む、カラ二・ディーン
ちゃんとジャラニ・ディーンちゃんの姉妹です。

 

カラ二・ディーンちゃんは、白い肌に青い目、
ジャラニ・ディーンちゃんは、色の濃い肌に
茶色の目というように外見がはっきりと分かれ
ています。

 

 

 

「信じられないほどの幸運!」

こちらは両親は同じなのですが、母親が白人、
父親が黒人で、双子は二卵性双生児ということ。

母親は、
「こんなに幸運なことが起きたなんで、最初は
信じられなかった」
とはなし、2人が誕生してからずっと写真の投稿
を続けてきたそうです。

 

同じ受精卵から生まれる一卵性双生児と異なり、
二卵性双生児は父母からそれぞれ異なった組み
合わせの遺伝子を受け継ぎますので、父母の人種
が違えば2人の肌の色が別れることもあります。

 

ただしその可能性はかなり低く、イギリスの遺伝
学者ジム・ウィルソンさんによりますと、異人種
カップルに肌の色の違う赤ちゃんが生まれる確率は
約500分の1に過ぎないとBBC放送で語っています。

 

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